TCS

2025年7月11日、李熙燮（イ・ヒソプ）日中韓三国協力事務局（TCS）事務局長は、2025年中日韓友好都市青少年交流月間の開会式に際し、崔作（さい・さく）中国人民政治協商会議（CPPCC）青島市委員会副主席と会談を行いました。会談には、斎藤憲二在青島日本国総領事、崔康鍚（チェ・ガンソク）駐青島大韓民国副総領事、范奇志（はん・きし）青島市人民政府外事弁公室主任も出席しました。 

李TCS事務局長は日中韓協力において、青島市が中核的な役割を担っていると強調しました。青島市は唐王朝の時代より、交易、外交任務、布教を目的とする商人、使節、僧侶が、中国へ向かう際に経由する地域拠点として重要な役割を果たしてきました。日韓両国でもよく知られる青島市には交流のための強固な基盤があり、TCSも青島市と日韓両国の関係強化を継続的に支援する意向です。 

崔副主席は、青島市と日韓両国は空と海の両面でつながっており、これが双方の緊密な関係を後押ししていると強調しました。青島市で最初の日中韓外相三者委員会が開催されて以降、日中韓三国の人的交流は大幅に拡大されました。また青島市は日韓両国との強力な経済連携を維持しており、青島市に対する海外直接投資額では、韓国が第2位、日本が第3位を占めています。また崔副主席は、青島市とTCSの継続的な協力が、日中韓関係の活性化につながると期待感を示しました。