尹炳世韓国外交部長官への表敬訪問(2015年8月13日、韓国・ソウル) 2015.09.03

2015年8月13日、岩谷滋雄日中韓三国協力事務局長は、任期終了に先立ち、尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外交部長官を表敬訪問しました。陳峰(ちん・ほう)事務次長及び李鐘憲(リ・ジョンホン)事務次長が同行しました。 

岩谷事務局長は、尹外交部長及び韓国外交部による事務局へのたゆまない支持に感謝の意を表しました。岩谷事務局長は、 過去2年間三国関係は、困難な時期を経験したが、状況は好転しており、人々は近い将来に日中韓サミットが開催されることを期待していると言及しました。また、事務局は、過去2年間、三国協力のモメンタムを維持するため努力してきており、日中韓サミットの再開により、事務局が三国協力において更に大きな役割を果たすことを期待していると述べました。 

尹外交部長は、岩谷事務局長率いる事務局の2年間の功績を称え、二国間関係が良好でない場合、多国間の枠組みは固有の役割を果たすことができると見解を述べました。 尹外交部長は、本年の初め以降、三国協力が飛躍的な発展を遂げたこと、特に今年3月の日中韓外相会談にて、三国外相が日中韓サミットの早期開催に向けて引き続き努力することで一致したことを重視しました。また、尹外交部長は、三国協力に向けた雰囲気は徐々に好転しており、韓国側は日本及び中国と密接に連携をとりつつ日中韓サミットの早期再開に向けて働きかけると言及しました。 尹外交部長は、新しい評議理事会が現在の評議理事会の基盤を引き継ぎ、事務局を三国協力の向上においてより良い役割を果たせるよう牽引することを期待しました。