Friends of Europe主催の政策討論への参加(2017年2月22日、ベルギー・ブリュッセル)
2017.03.03
2017年2月22日、ベルギー・ブリュッセルにて、ヨーロッパのシンクタンクであるFriends of Europeが主催した政策討論会「トランプ時代の日中韓三国協力」が開催され、李鍾憲(イ・ジョンホン)日中韓三国協力事務次長が発表者として参加しました。同討論は、Friends of Europeのアジアプログラムの一環で、政治、経済、文化の側面からヨーロッパとアジア諸国の交流を考察するもので、欧州連合(EU)職員や専門家、外国公館の代表など100名を超える聴衆が集まりました。
李事務次長は、ジュリアン・ウィルソン欧州対外活動庁(EEAS)アジア太平洋総局日本担当課長、宋新寧(そう・しんねい)中国人民大学欧州問題研究センター主任とともに、三国協力の過去、現在、未来や一般的な地域統合の過程についての意見を述べました。
李事務次長は、事務局の役割とこれまで実施してきた事業について紹介し、三国間には高い相互補完性と大きな潜在力があり、これをうまく活用することが重要である旨強調しました。また、討論ではEUの経験に鑑み、三国は二国関係が困難な状況でも三国間での協力枠組は探求できるとの見解を共有しました。
李次長の発表の様子