協議体 第15回日中韓特許庁長官会合の開催(2015年11月17日、中国・広州)
2015.11.17
2015年11月17日、中国・広州にて第15回日中韓特許庁長官会合が開催されました。同会合には、伊藤仁特許庁長官及び、申長雨(しん・ちょうう)中国国家知識産権局局長、崔東圭(チェ・ドンギョウ)韓国特許庁長官が出席し、日中韓三国協力事務局もオブザーバーとして参加しました。
会合では、特許に係る各国の現状及び政策の紹介とともに、特許や意匠分野における三国協力に関する議論が行われました。世界の約半分の特許申請が日中韓三国から行われていることから、三庁は、特許分野における協力を強化することで一致しました。
同日に開催された第3回日中韓特許シンポジウムでは、三庁長官に加え約100名以上の参加者が出席しました。シンポジウムでは1)審査の改善と三庁間の協力、2)中小企業支援のための特許政策をテーマに、三庁からのスピーカーを招き、議論が行われました。また、シンポジウムでは、新しいTRIPO(日中韓知財協力ウェブサイト)の公開が発表されました。新しいTRIPOでは、特許出願の情報を日本語、中国語、韓国語、英語で閲覧することができます。