協議体 第7回日中韓人事行政ネットワーク・トップ会談の開催(2015年9月1日、韓国・ソウル) 2015.09.01

 

2015年9月1日、第7回日中韓人事行政ネットワーク・トップ会談が韓国・ソウルで開催されました。同会談には、韓国の李根勉(イ・グンミョン)人事革新処長(次官級)が議長を務め、中国の信長星(しん・ちょうせい)人力資源社会保障省次官、日本の一宮なほみ人事院総裁が出席しました。また、 李鍾憲(イ・ジョンホン)日中韓三国協力事務局事務次長が、同会談に参加し、祝辞を述べました。 

 

同会談で、三国の人事当局トップは、 日中韓人事行政ネットワーク・トップ会談、 局長級会談、国際シンポジウム、情報交換及び人的交流を含め、2011年から2015年までの日中韓人事行政ネットワークにおける協力事業を振り返りました。三トップは、これまでの成果を評価するとともに、人事行政分野における三国協力を更に強化するための提案について意見交換を行いました。人事行政当局間の交流及び協力が三国の相互理解、学びあい、友好関係に寄与すると認識され、三トップは、人事行政における三国協力を更に発展していくことを期待し、協力覚書に署名しました。 

 

これまでの進展の評価及び協力覚書の署名の後、三トップは、現状及び三国が直面している課題について自由討論し、公務員の専門性向上が三国の共通課題であることを認識した上で、各国政府による対策方法を共有しました。特に、人事当局トップは、ジェネラリストとスペシャリストの育成におけるバランスを確保するため、各国政府の公務員募集及びトレーニングの慣行について意見交換をしました。 

 

第8回日中韓人事行政ネットワーク・トップ会談は、2019年に日本で開催される予定です。