その他 相星在韓国日本国大使への表敬訪問(2021年11月8日、韓国・ソウル) 2021.11.08
分享到微信朋友圈
    2021年11月8日、日中韓三国協力事務局(TCS)の欧渤芊(おう・ぼつせん)事務局長、白範欽(ペク・ポムフム)事務次長及び坂田奈津子事務次長(第6期協議理事会)は、在韓国日本国大使館に相星孝一特命全権大使を表敬訪問しました。温かい雰囲気の中、三国間協力に関する意見交換が行われました。 

    欧事務局長は、日中韓の三国間協力とTCSを力強く後押しする日本国政府の支援に対し相星大使に感謝の意を表しました。欧事務局長は、TCSは北東アジアで地域協力のための唯一の強固且つ制度化された政府間メカニズムであり、その役割はさらに強化されるべきであると述べつつ、TCSの今後の方向性について説明しました。欧事務局長は、最近の三か国の国民間、特に若者世代の間に広まる後ろ向きな認識及び考え方について懸念を共有した上で、三か国の国民がお互いの共通点を見つけ、共同の繁栄および共有する文化的価値という発想を育むことを促すため、文化交流および人的交流を一層活性化し、TCSらしい役割を活かしてこの課題に取り組む考えである旨述べました。 

    相星大使は、TCS第6期協議理事会を温かく迎え、就任を祝しました。本理事会が短期間で三国間協力の推進において素晴らしいスタートを切ったことを評価しました。また、新型コロナ感染症の状況が緩やかに改善されつつあり、それに伴い国際的な人の往来の制限も徐々に緩和されてきていることから、TCSのイベントおよび活動がよりスムーズに実施され、よりよい成果が得られるのではないかという明るい見通しを述べました。さらに、本年4月TCSが主催した日中韓三国協力国際フォーラム(IFTC)に参加した際の経験から、2022年の本フォーラムが政府高官間の意見交換の良い機会になるだろうと期待を寄せました。 

▲相星駐韓日本国特命全権大使と欧TCS事務局長 

▲集合写真(左より):坂田TCS事務次長、相星日本大使、欧TCS事務局長、白TCS事務次長