協議体 第14回日中韓特許庁長官会合の開催(2014年11月10日、韓国・ソウル) 2014.11.10

 

2014年11月10日、第14回日中韓特許庁長官会合が韓国・ソウルで開催されました。同会合には、伊藤仁特許庁長官、申長雨(しん・ちょうう)中国国家知識産権局長及び金栄敏(キム・ヨンミン)韓国特許庁長官が出席した他、三国協力事務局が初めてオブザーバーとして参加しました。 

 

同会合で三長官は、知的財産分野における三国協力の進展を再確認しつつ、将来の協力について意見を交わしました。また、三庁間における知的財産分野の協力の強化が三国にとって有益であるという点で一致しました。 

 

三長官は、特許、意匠、機械化、人材育成、審判制度及び日中韓知財協力ウェブサイト(TRIPO)の更新など、多方面にわたる協力について協議した他、第15回会合を2015年に中国で開催することに合意しました。会合後、三長官は合意議事録に署名しました。 

 

三長官は、同会合の翌日(11月11日)に三庁合同で開催した第2回日中韓特許シンポジウムに出席しました。同シンポジウムでは、三国のユーザーが実用新案制度などについて意見を交わしました。 

 


合同議事録署名式の様子。(左から)申長雨局長、金栄敏長官、伊藤仁長官